ほがらか大学 「音楽を楽しむ」
日時 10月30日(月) 10時場所 公民館講堂
講師 片江 欣夫 氏
内容 昭和歌の歴史 13
当初、23日(月)に予定していましたが、台風21号の接近で、急きょ会員さんに延期を連絡。
皆さん、お間違えもなく出席して頂きました。さすがに金山の元気高齢者さん。
さて、歌の歴史です。
・白頭山節(作詞作曲 植田国境子 歌 赤坂小梅)S9.9発売・国境警備の歌(作詞作曲 左同 歌 藤本二三吉)S.9.9・男なら(日本古謡 歌 音丸)S.11.5 この三曲は大正時代に作成され、昭和になって発売。・一杯のコーヒーから(作詞 藤浦洸 作詞 服部良一 歌 霧島昇、ミスコロンビア)S.14.4当時一番モダンな作詞作曲家の作品。・古き花園(作詞 サトウハチロー 作曲 早乙女光 歌 二葉あき子)S.14.4日中戦争勃発の年で淋しい歌。二葉あき子の歌唱力はパッグンであった。・長崎のお蝶さん(作詞 藤浦洸 作曲 竹岡信幸 歌 渡辺はま子)S.14.9 プッチーニのオペラ“ある晴れた日に”の挿入歌、蝶々夫人の旋律を間奏に取り入れた。・湖畔の宿(作詞 佐藤惣之助 作曲 服部良一 歌 髙嶺三枝子)S.15.6 戦時中に退廃的だと軍部より発売禁止を受けるが、コロンビア社が全国に発送後であり、大ヒットとなった。今聞いても古さを感じさせない。・上海だより(作詞 佐藤惣之助 作曲 三界稔 歌 上原敏)S.13.1 ・南京だより・北京だより(作詞 佐藤惣之助 作曲 山田栄一 歌 上原敏)S.13.4 S.13.6 リズム感が良いから戦時中を忘れる。歌手の上原敏は、本部付での慰問班を断り、一兵卒として従軍しニューギニアで戦死する。等々、全18曲の歌にかかわる歴史を学習しました。