ほがらか大学 博多座大歌舞伎講座
日 時 6月8日(月) 10時
講 師 博多座営業マネージャー
上野 純一 氏
参加者 41名
公民館では6月26日(金)に「6月博多座大歌舞伎」の鑑賞をします。
そこで、ほがらか大学の皆さん方と鑑賞参加者の事前勉強会を兼ねて、
講座を開催しました。
上野さんの講話
・歌舞伎には江戸歌舞伎と上方歌舞伎があり、江戸は荒事といわれ、武家社会を背景にした舞台。上方は和事で、庶民社会を背景にしている。江戸歌舞伎は市川団十郎、上方は坂田藤十郎が看板役者。
・出雲阿国の踊りが歌舞伎の発祥で、遊女歌舞伎・若衆歌舞伎と発展したが禁止令が出され、女性がいない野郎歌舞伎に変遷して現在の形が出来上がった。
・歌舞伎も、当初は歌舞妓と表現していたが、明治より現在の歌舞伎を使用するようになった。
招板(まねき)は江戸歌舞伎(左図)と上方歌舞伎(右図)で屋根に違いがあるが、並べ方は同じで右から一枚目が主役・二枚目(花形役者)に三枚目(道化役)と並べられる。
講座の最後は、六月大歌舞伎の演目「連獅子」と「播州皿屋敷」・「曽根崎心中」のうち、播州皿屋敷のさわりをDVDで鑑賞しました。
軽妙な楽しいお話をありがとうございました。
歌舞伎ファンが増えますことを陰ながら応援しています。